キャリアの有料オプションを使わず、スマートフォンのOS標準機能(「この発信者を着信拒否」設定など)を利用した場合、アナウンスは流れません。しかし、通話を試みた相手には不自然極まりない挙動が伝わるため、結果的に拒絶された事実が浮き彫りになります。
iPhone着信拒否ツーツー音の機械的サイクル
iPhone本体で特定の連絡先を着信拒否にした場合、相手側から発信すると、呼び出し音が「プルル…」と1回未満または一瞬だけ鳴った直後に「ツーツー」という話し中音(ビジートーン)に切り替わります。留守番電話サービスを契約しているキャリア回線の場合、コール音なしで即座に「ただいま電話に出ることができません。ピーという発信音のあとに…」と留守電案内へ強制送還されます。
通常、誰かと通話中であれば最初から「ツーツー」と鳴るか、キャッチホンが作動します。しかし、何十回かけ直しても、あるいは深夜・早朝・平日昼間など時間帯をどれほど変えても「毎回必ず1コール未満で話し中になる」という極端な規則性は、自然な通話環境ではまず発生しません。これが着信拒否バレる理由の最大の要因です。
相手側のスマートフォンの画面挙動
発信を試みている側の画面には、一瞬「発信中」と表示された後、受話側の端末が電波を即座に遮断するため、数秒足らずで「通話終了」の画面に戻ります。Android端末から発信したケースでは「応答なし」ではなく「回線使用中」や「ビジー」とトースト通知が表示される端末も多く、画面の視覚的サインからも「拒否フィルターに弾かれた」と推測できてしまうのです。
さらに発信者が確認作業として、公衆電話や「184(非通知)」を付加して再発信した瞬間に決定的な証拠を掴まれます。通常の電話番号からは「ツーツー」で切られるにもかかわらず、公衆電話からかけた途端に「プルルル…」と正常に呼び出し音が鳴り続けた場合、発信者側は「自分の特定番号だけが狙い撃ちで拒否されている」と確信に至ります。