俳句のルールとして外せないのが「季語を一つだけ入れる(季重なりを避ける)」ことです。修学旅行が実施される時期の大半は春(5〜6月)または秋(9〜11月)に集中しています。旅行の時期と情景にぴったり合致する代表的な季語を整理しました。
秋の季語(9月・10月・11月出発の修学旅行)
全国の公立・私立中学校や高校で最も多いのが秋の修学旅行です。修学旅行俳句の秋の季語は情緒豊かで、古都の風景とも極めて相性が良いのが特徴です。
・天文・気候:秋晴(あきばれ)、いわし雲、秋風(あきかぜ)、名月(めいげつ)、冷やか(ひややざ)
・地理・植物:紅葉(もみじ)、散紅葉(ちりもみじ)、金木犀(きんもくせい)、銀杏(いちょう)、ススキ
・動物・生活:赤とんぼ、虫の声、鹿(秋の季語)、新米、小春日和(11月頃の温かい日)
※注意点:単に「鹿」という単語自体が歳時記では秋の季語に分類されます。そのため「鹿」と「紅葉」を同じ句に入れると季重なりになる場合があります。審査が厳しい学校では注意が必要です。
春・初夏の季語(4月・5月・6月出発の修学旅行)
爽快な青空や新緑が眩しい季節の季語です。沖縄や自然体験学習で力を発揮します。
・春(4月〜5月上旬):春風、桜、花冷え、若草、朧月(おぼろづき)
・初夏(5月中旬〜6月):薫風(くんぷう)、青葉、若葉、五月晴(さつきばれ)、南風(はえ)、夏木立