『終末のワルキューレ』の勝敗をめぐっては、設定の細部や物語の深層に関してネット上でいくつかの誤解が流布しています。物語の核心に迫るため、押さえておくべき重要ファクトを整理します。
誤解①:神代表と人類代表の人数は現在も同数である?
真相:第6回戦で釈迦が人類側へ鞍替えしたため、当初のバランスは完全に崩壊しています。神側は枠を埋めるために急遽ハデスが参戦しましたがハデスは戦死。さらに神側には未出陣の神(オーディン、ロキ、アヌビス)が控えていますが、人類側は釈迦の参戦によって「代表枠が1名余る」という計算上のズレが生じています。この人数の不整合が、今後の変則マッチや場外戦の伏線となっています。
誤解②:ブリュンヒルデの目的は純粋な「人類救済」だけである?
真相:物語が進むにつれ、ブリュンヒルデの真の動機には監禁された最愛の英雄・ジークフリートの解放が深く関わっていることが判明しています。彼女は妹たちを神器錬成で失うたびに密室で激しい慟哭と自責の念に苛まれており、冷酷な指揮官の仮面の下で個人的な祈りと世界救済の狭間に立たされています。
誤解③:黒幕はゼウスである?
真相:表面上はゼウスが神々の最高権威として振る舞っていますが、物語の真の暗雲は北欧の最高神オーディンです。オーディンはラグナロクの混乱を利用し、かつて宇宙の始まりに存在し封印された「原初神(アルケー)」を復活させようと暗躍しています。ベルゼブブや釈迦がその不穏な動きを察知し、闘技場の外で激しい牽制を行っているのが現状の構図です。