横浜市中央卸売市場本場を徹底解剖!一般開放と絶品海鮮丼の真実

横浜市中央卸売市場本場を徹底解剖!一般開放と絶品海鮮丼の真実

横浜市中央卸売市場本場を徹底解剖!一般開放と絶品海鮮丼の真実の特集記事を解説します。専門的な知識が詰まっています。

広大な敷地を誇る横浜市中央卸売市場本場を訪れる際、最初に理解しておくべきなのが「施設ごとの入場制限」です。中央卸売市場は本来、認可を受けた仲卸業者や買出人が生鮮食料品を公正に取引するための物流拠点であり、観光施設ではありません。しかし、食育の推進や市民への市場理解を深める目的で、特定のエリアや日時に限り一般への門戸が開かれています。

一般人が立ち入ることができる機会とエリアは、大きく分けて以下の2通りに分類されます。

第1に、毎月第1・第3土曜日に開催される「横浜市場 市民開放デー」です。この日時に限り、普段はプロの仕入れ人しか入れない「水産棟」の仲卸売場が一般人に開放されます。開催時間は原則として午前9時00分から午前11時00分までのわずか2時間。限られた時間枠のなかで、仲卸各店舗の店頭に並ぶ鮮度抜群の本マグロやアジ、サバ、貝類などを市場直ならではの卸価格で一般購入できます。さらに秋の恒例行事として定着している「横浜中央卸売市場 魚河岸まつり」など大規模イベントの開催日程では、マグロの解体実演販売や魚のさばき方教室など、特別な催しで賑わいを見せます。

第2に、市場の正門脇に位置する「関連棟」です。ここにはプロ向けの調理器具や乾物・包装資材を扱う物販店とともに、一般利用が歓迎されている食堂街が軒を連ねています。この関連棟エリアについては、市民開放日以外の平日・土曜であっても一般人が自由に立ち入り可能です。平日の朝食やランチを求めて市場を訪れるサラリーマンや地元住民の姿が日常の風景となっています。

プロの現場にお邪魔する以上、「横浜市中央卸売市場 見学 ルール」の厳守は絶対の義務です。場内では小型運搬車「ターレットトラック(通称ターレ)」や大型フォークリフトが猛スピードで往来しており、車両優先が絶対の鉄則です。歩行者が急に立ち止まったり、荷物から目を離したりする行為は重大事故につながります。また、水産棟の床面は魚を冷やす氷や海水で常に濡れているため、サンダルやハイヒールは厳禁であり、滑りにくいスニーカーや長靴での来場が推奨されます。ペット同伴の入場や、仲卸売場での無許可の写真・動画撮影も固く禁じられています。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。