インターネット上の口コミを巡っては、時に事前の誤認から生じるネガティブな評価が散見されます。予約後のミスマッチを防ぐために、事前に把握しておくべき代表的な論点を検証します。
最大の争点となるのが、大浴場有無に関する問題です。帯広駅周辺には「天然温泉」を看板に掲げる宿泊施設が多く、旅行者の中には「北海道の地方都市ホテル=大浴場がある」と思い込んで予約してしまうケースが後を絶ちません。しかし、ホテル日航ノースランド帯広の館内には大浴場や露天風呂の設備はありません。この点は予約前に必ず確認しておく必要があります。
とはいえ、客室内の浴室は清掃が行き届いており、十分な深さのあるバスタブと水圧の安定したシャワーが備え付けられています。他人の目を気にせずプライベートな空間で湯に浸かりたい層にとっては、むしろ混雑する大浴場よりも快適であるという意見も少なくありません。どうしてもモール温泉を堪能したい場合は、駅周辺に点在する日帰り入浴可能な温泉施設や銭湯を訪れるという選択肢もあります。
もう一つの注意点は、駅との接続形態です。「駅直結」と表現されることが多いものの、改札から地下道などで外気に一切触れずに客室へ到達できる完全密閉型の直結構造ではありません。駅の東通り南口を出てすぐ目の前の位置にあり、実質的な歩行時間は数十秒程度ですが、わずかな区間だけ屋外を通行します。もっとも、屋根付きの歩道エリアを経由できるため、大雪や激しい雨の日であっても傘を差さずに移動できる実質的なメリットに変わりはありません。