この四字熟語を日本国内でエンターテインメントの金字塔へと昇華させた存在として外せないのが、グランゼーラ(かつてはアイレムソフトウェアエンジニアリング)が手掛けるサバイバルアクションアドベンチャーゲーム『絶体絶命都市』シリーズです。
2002年の初代PS2用ソフト発売以来、地震、水害、都市崩壊といった巨大災害に巻き込まれた一般市民の視点で「いかに生き延びるか」を描き続け、累計販売でも根強い支持を獲得してきました。特に2011年の東日本大震災に伴う発売中止の苦難を乗り越え、2018年にリリースされた『絶体絶命都市4 Plus -Summer Memories-』は、災害時の極限心理や群集心理の生々しさを描き、防災関係者からも注目を集めました。
ゲームコミュニティや開発陣の動向を見ても、シリーズの次なる展開である『絶体絶命都市5』への関心は衰えていません。首都圏全域を舞台にしたオープンワールド化の構想など、クリエイターの九条一馬氏がインタビュー等で示唆してきた情報に対し、ファンからは「現実の防災意識向上にもつながるリアルな被災シミュレーションを期待する」という熱い視線が注がれ続けています。言葉の持つ重圧感をバーチャル体験として昇華させた同シリーズは、危機管理のシミュレーターとしても独自の立ち位置を確立しています。