時計の針を巻き戻してみると、ツインテールという記号が日本独自のユースカルチャーとして爆発的な認知を得た背景には、益若つばさを筆頭とするカリスマたちが築き上げた平成ギャルカルチャーの土台がある。彼女たちが提示したドーリーで構築的なヘアメイクは、時代を超えて形を変え、量産型・地雷系と呼ばれる独自のファッション潮流へと受け継がれていった。
そして現在、その熱量はSTARTO ENTERTAINMENT所属アーティストなどの大規模コンサートをはじめとする巨大なライブ空間へとなだれ込んでいる。自らを最も輝かせる戦闘服ならぬ「戦闘ヘア」として、ファンコミュニティ内で独自の美意識が研ぎ澄まされてきた。