退院直後の孤立や育児不安を軽減するために、公的な母子支援制度の存在は見逃せません。釧路市では、産後の母親が安心して育児をスタートできるよう「釧路市産後ケア事業」を展開しています。
産後ケア事業には主に以下の3つの利用形態があり、市の助成を受けることで自己負担を大幅に抑えて利用できます。
- 宿泊型(ショートステイ):指定の医療機関や助産院に宿泊し、助産師から授乳指導や乳房ケア、育児相談を受けながら母体の休息を図る。
- 通所型(デイサービス):日帰りで施設に滞在し、専門職のサポートを受けながら休養や授乳指導を受ける。
- 居宅訪問型(アウトリーチ):助産師が自宅を訪問し、沐浴の手技や授乳、育児の悩みにマンツーマンで対応する。
利用対象者は釧路市に住民票があり、産後の体調不良や育児不安を抱える生後1歳未満(施設により対象月齢は異なる)の母子です。利用には事前の申請や面談が必要となる場合があるため、妊娠後期(妊娠8ヶ月頃)に入ったら釧路市役所のこども保健部や保健センターの窓口で相談し、あらかじめ申請手続きの流れを確認しておくのが賢明です。