検索窓に大学名を入力すると候補に現れる「やばい」というキーワード。受験生や保護者が最も不安を抱くポイントですが、調査の結果、この言葉には3つの明確な背景が存在することが判明しました。
第1の理由は、「カリキュラムの過密さ」です。短大はわずか2年間で4年制大学と同等以上の専門資格(保育士、幼稚園教諭二種、栄養士など)を取得し、さらに就職活動まで完結させなければなりません。1年次の後期からは実習準備や履歴書添削、企業研究が本格化し、課題やピアノ練習、調理実習のレポートに追われる日々が続きます。学生のSNS上で吐露される「課題が多すぎてやばい」「スケジュールが過密すぎて休む暇がない」という悲鳴が、外部に誤認されて広まった側面が強くあります。
第2の理由は、全国的な短期大学の募集停止・再編ラッシュに伴う風評被害です。近年、全国各地で女子短大の4年制移行や学生募集停止のニュースが相次いでおり、「香蘭も経営的にやばいのではないか」と懸念する声が検索行動につながっています。しかし同校は地元密着型の実学教育で定評があり、九州圏内における採用企業側からの需要も維持されています。
第3の理由は、校風や身だしなみ指導の厳しさに対するリアクションです。実習先や採用面接先での信頼を保つため、服装・マナー・言葉遣いに対する指導が徹底されており、高校時代とのギャップに驚いた一部の学生が「指導が厳しい=やばい」と表現した経緯があります。いずれも教育水準の低下や不祥事といったネガティブな要因ではありません。