「確かに」の英語はこう使い分ける!ビジネスから日常までの決定打

「確かに」の英語はこう使い分ける!ビジネスから日常までの決定打

今注目を集めている 「確かに」の英語はこう使い分ける!ビジネスから日常までの決定打について、詳しいまとめをご紹介しています。

日本の学習現場において「その通りです」「確かに」の訳語として頻繁に紹介されるThat's rightですが、ネイティブスピーカーの実生活における使用実態を検証すると、意外な落とし穴が存在します。このフレーズには「相手の発言の正否を判定・採点する」というメタ的なニュアンスが本質的に含まれているためです。

学校の教師が生徒の正答に対して「That's right!(その通り、正解です)」と告げる場面や、クイズ番組の司会者が発言する文脈を想像すると理解しやすいでしょう。これを目上の取引先や上司に対して不用意に発すると、悪気はなくとも「あなたのアウトプットを私が正解だと評価して差し上げました」という無意識の上から目線(パトロナイジングな響き)を生じさせる危険性があります。

また、相手の意見に対して単に同調するつもりで「I think so, too.」を多用するケースも見受けられます。しかし、これは「私もそう思います」という話し手側の推測の表明に過ぎず、相手の発言そのものを客観的に受け止める「確かに(That's true)」とは焦点が異なります。相手の話の妥当性を肯定したいのか、それとも自分自身の意見を表明したいのかを自覚して使い分けることが、コミュニケーションのノイズをゼロにする秘訣です。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。