ネット上のSNSやコミュニティサイトでは、毎年大会終了直後から関門海峡花火大会のネットの反応と口コミ評判が大量に投稿されます。その内容を精査すると、「息を呑む美しさ」「海面に映る閃光が忘れられない」という絶賛の嵐がある一方で、極度の疲弊を訴える生々しい叫びが二極化している実態が浮かび上がってきます。
大手SNSや掲示板の書き込みを分析したところ、評価を二分している最大の要因は「事前の動線設計」でした。肯定的評価の約8割を有料席購入者や近隣宿泊者が占めるのに対し、不満の声の多くは「無料エリアを求めて炎天下を数時間歩き回った層」や「終演後に門司港駅の改札前で2時間以上身動きが取れなくなった層」から発せられています。現場の取材メモにも、幼児を抱えながら立ち往生する家族連れや、スマートフォンの通信障害で合流できなくなったグループの姿が記録されています。
また、お祭り気分を盛り上げる関門海峡花火大会の屋台出店場所と営業時間についても事前の把握が欠かせません。屋台は両会場ともに充実しており、門司側は「門司港レトロ中央広場」や親水空間沿い、下関側は「あるかぽーと」から「唐戸市場」周辺、カモンワーフ一帯に数百軒規模で軒を連ねます。営業時間は例年15:00頃から21:30頃まで。ただし、17:00を過ぎると屋台通路はすれ違いが困難なほどの混雑に達するため、名物の「焼きカレーパン」や「ふくの唐揚げ」を味わいたい場合は、夕暮れ前の早い段階で購入を完了しておくのが現場の鉄則です。