ここ数年、SNSを騒がせ続けているのがコンビニ弁当の「上げ底」や「容器の二重化」に対する消費者の不満だ。ステルス値上げに対する諦めが広がる中、手作りの温かさと嘘偽りのないボリュームを提供するローカル弁当チェーンへ回帰する動きが加速している。
都内の店舗に並んでいた30代の会社員はこう語る。「コンビニでサラダと弁当とお茶を買えば簡単に1,000円を超える時代。それなら、注文してから揚げてくれるアツアツの唐揚げ弁当をここで買った方が、圧倒的に満足度が高い」。作り置きではない、注文を受けてから調理を始めるという「当たり前の贅沢」が、現代人にとって最大の価値になっている。