同校が導入した新カリキュラムの最大の特徴は、時間割の半分以上が「プロジェクト学習」で占められている点だ。生徒たちは朝、学校に登校すると、ホームルームを終えた後すぐに街へと繰り出す。地元の商店街や企業、農家と連携し、実際のビジネスや地域課題の解決に取り組むのだ。
例えば、過疎化が進む沿線エリアの観光資源を掘り起こすプロジェクトでは、生徒自らが現地で取材を行い、SNSを活用したプロモーションを企画する。時には大人顔負けのプレゼンテーションを地元自治体に行うこともある。教員は「教える存在」ではなく、生徒の伴走者としての役割に徹している。