2026年3月初頭、海洋研究開発機構(JAMSTEC)のプロジェクトに関わる民間委託船が、三宅島南方の海域で異常な音波反応を感知した。海底の泥をサンプリングする過程で、マルチビーム音響測深機に「明らかに地形とは異なる直径約50メートルの動く物体」が映り込んだのだ。慌てて投入された高解像度カメラ付きのROV(遠隔操作無人探査機)が捉えたのは、ただただ黒く、周囲の海水を吸い込むかのような球体だった。
現場の技術者は「まるで光を吸収する新素材のようだった」と証言する。生物特有の鼓動やヒレの動きは見られず、ただ海流に抗うようにその場に定位していたという。映像は極秘扱いとされていたが、関係者とされるアカウントから一部がリークされ、世界中のオカルトファンや研究者の目を釘付けにした。