高専の大きな魅力のひとつが、経済的な負担の少なさです。私立高校から私立理工系大学へ進学する場合、7年間で700万〜900万円以上の学費がかかるケースが一般的ですが、国立高専本科の学費は驚異的な低水準に抑えられています。
国立高専の授業料は年間約234,600円(入学料84,600円)であり、5年間の総学費は約125万円程度です。高等学校等就学支援金制度の対象となるため、世帯年収に応じて1〜3年次の授業料は実質無償化または大幅軽減されます。
遠方からの入学者を受け入れる学生寮(学寮)の費用も、寄宿料が月額数百円〜数千円、食費・共益費を含めても月額3万〜4.5万円前後に設定されている学校がほとんどです。経済的自立を早期に目指す家庭にとって、これほど費用対効果の高い教育ルートは他に類を見ません。