日曜日の医療現場を取材すると、受診者が直面する最大の壁は「激しい混雑」と「処方薬を受け取れないトラブル」であることが浮き彫りになります。
休日当番医の待合室では、1つのクリニックに数キロ圏内の患者が一斉に集中するため、2時間〜3時間待ちが発生することも日常茶飯事です。都内の救急外来で勤務する看護師は現場の様子を次のように語ります。
「日曜日のお昼前後は待合室が埋まり、駐車場で車内待機していただくケースが頻発します。発熱患者さんと一般のケガの患者さんを隔離・トリアージするのにも時間を要するため、事前の電話連絡なしに来院されると、受付順ではなく緊急度の高い順に診察せざるを得ず、待ち時間がさらに長引くことになります」
この事態を回避するには、当番医のリアルタイム混雑状況を事前に電話で確認し、「今から向かうとどの程度待つか」「発熱外来の枠は残っているか」を確かめる一手間が決定的な差を生みます。
さらに見落とされがちな盲点が、休日開局 処方箋受付薬局の確保です。クリニックで院外処方箋を発行してもらっても、近隣の調剤薬局がすべて日曜休業している場合、薬を受け取るために街中を探し回る「薬局難民」に陥ってしまいます。院外処方箋の有効期限は発行日を含めて4日間ありますが、急性期の抗生剤や解熱鎮痛剤は当日中に服用しなければ意味がありません。受診した医院の受付で「今日開いている近隣の当番薬局」の場所を必ずその場で確認するか、院内処方を行っている施設を選ぶ対策が不可欠です。
また、救急外来 受診 持ち物 保険証の準備も冷静に行う必要があります。マイナンバーカード(マイナ保険証)または健康保険証はもちろん、日頃飲んでいる薬との相互作用を防ぐ「お薬手帳」、休日診療所でクレジットカードや電子マネーが使えない事態に備えた「現金(1万円程度)」、そして乳幼児なら母子手帳と医療費受給者証をひとまとめにして持参することが受診をスムーズにする鉄則です。