スーパー銭湯の付帯飲食といえば、麺類や揚げ物といった画一的なメニューが定番でした。しかし、白寿の湯を訪れる利用者の多くが口を揃えて称賛するのが、館内食事処「寝かせ玄米と発酵料理 俵や」の存在です。
名物となっている「寝かせ玄米」は、株式会社結わえるの独自技術を用いて炊飯後数日間じっくりと熟成させたもので、もっちりとした赤飯のような食感と豊かな甘みが際立ちます。これに地元・神川町の伝統的なヤマキ醸造が手がける醤油や味噌、塩麹などの発酵調味料、新鮮な地場野菜を組み合わせた御膳料理は、温泉でデトックスした身体に自然と染み渡る設計になっています。
人気の「発酵唐揚げ御膳」や「季節の発酵小鉢御膳」は、単なるヘルシーフードの枠に収まらず、旨味の強さと食べごたえを両立させています。湯上がりにクラフトビールや麹ドリンクを片手に、ゆったりと健康的な食事を楽しむスタイルが定着しており、温泉目的だけでなく「俵やのごはんを食べるために行く」というリピーターを生み出す強力な動機となっています。