ネット上のコミュニティや地域特化の掲示板、各種SNSにおける大井町店 ネットの反応を定性調査すると、住民にとって当店舗がいかに代替不可能なインフラとして機能しているかが浮き彫りになります。
「大井町のヨーカドーがなくなったら日常の買い物が完全に詰む」「地下の食品フロアはもちろん、上層階に入っている無印やロフト、アカチャンホンポの利便性は他で代用できない」といった切実な声が多数を占めています。とりわけ品川区大井地区・東大井地区・南品川地区に暮らす共働き世帯やシニア層にとって、日常の消耗品から学童用品、医療機関の受診までが1つの建物で完結する環境は、生活防衛の要です。
一方で、駅周辺の再開発に対しては「新しくおしゃれな商業ビルができるのは喜ばしいが、庶民的な価格帯で食料品や日用品をまとめて買える場所が奪われては困る」という複雑な本音も見え隠れします。現場フロアに足を運ぶと、平日夕方のピーク時には地下1階のレジ待ち列が絶え間なく伸び、週末にはファミリー層がカートいっぱいに生鮮食品を積み込む光景が日常化しています。過疎化や客離れとは無縁の活気が、根拠なき閉店説を雄弁に否定しています。