2026年現在のボディコンディショニング研究において、特に注目されているのが「腹横筋(ふくおうきん)」をはじめとするコルセット筋の休眠状態だ。長時間のデスクワークやスマホの注視により、猫背のまま固定された体は、深層にあるインナーマッスルを使わなくなってしまう。
外側の筋肉(腹直筋)を鍛えてもうっすら筋が入るだけで、下腹部の出っ張りが解消しないのはこのためだ。腹横筋が弛緩すると、腹圧を保つことができなくなり、お腹の中身を内側から抑え込む壁が崩壊する。筋肉量が少ないスリム体型の人ほど、この「壁の崩壊」によるインパクトがダイレクトにお腹の形に現れてしまう。