なぜ中国は除外された?サンフランシスコ平和条約の真相と台湾問題

なぜ中国は除外された?サンフランシスコ平和条約の真相と台湾問題

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1951年9月4日から開催された講和会議には、世界各地から合計52カ国が参加しました。参加国の一覧には、アメリカ、イギリス、フランス、オーストラリア、フィリピンなどの連合国が名を連ねました。しかし、全会一致の円滑な講和とは程遠い緊張感が漂っていました。

会議の席上で激しい反対演説を展開したのがソ連代表のアンドレイ・グロムイコ外務次官です。サンフランシスコ平和条約に対するソ連の反対理由は明確でした。中華人民共和国が排除されていることへの抗議に加え、アメリカによる対日軍事基地の継続使用(日米安全保障条約)や、千島列島・南樺太のソ連領有権が条約本文に明記されていない点に強く反発しました。

結果として、招待された52カ国のうち、ソ連、ポーランド、チェコスロバキアの東欧共産圏3カ国は調印を拒否し、日本を含む49カ国の署名によって条約は成立しました。なお、インドやビルマ(現ミャンマー)、ユーゴスラビアなどは招待を受けながらも参加自体を辞退しています。

小林 直樹
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小林 直樹

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