ウイルス性胃腸炎の猛威から身を守るためには、日頃の予防ルーティンをアップデートしておくことが欠かせません。接触感染と飛沫・塵埃感染の両面からブロックする意識が肝要です。
手洗いはすべての基本ですが、石けん自体にウイルスを殺菌する力はありません。石けんの泡で手のひら、手の甲、指の間、爪の隙間、手首までを30秒以上かけて丁寧に揉み洗いし、流水で物理的に洗い流す作業を2回繰り返す「2度洗い」が極めて高い除菌効果を発揮します。
食品からの感染経路として知られる二枚貝(カキやアサリなど)の調理においては、中心部までしっかり熱を通すことが不可欠です。ウイルスを不活化させるには、中心部が85〜90度以上の状態で90秒以上の加熱が必要とされています。調理器具も生もの用と加熱済み用で厳格に使い分け、使用後は85度以上の熱湯で1分以上加熱消毒する習慣を徹底しましょう。