Q1:犬もうつ病で死んでしまうことはありますか?
A1:うつ病そのものが直接の死因となることは稀ですが、食欲廃絶による重度の脱水や栄養失調、抵抗力低下による感染症の併発などから命に関わる事態に発展するリスクは十分にあります。また、無気力状態の裏に悪性腫瘍や内分泌疾患が隠れているケースも多いため、生命維持の観点からも早急な受診が必要です。
Q2:新しい犬(子犬)を迎えれば寂しさが紛れて治りますか?
A2:多くの場合、逆効果になります。精神的に疲弊している犬にとって、エネルギーに満ちた子犬の存在は縄張りや生活空間を脅かす巨大なストレッサーとなり、抑うつ症状や攻撃行動を決定的に悪化させます。多頭飼育による解決は避け、まずは現在の愛犬との関係修復に全力を注ぐべきです。
Q3:病院に連れて行くべきか、様子を見るべきかの見極めラインはどこですか?
A3:水すら飲まない、あるいは食事の摂取量が半分以下に落ちて3日以上経過している場合は直ちに受診してください。食欲はあるものの無気力や自傷的グルーミングが続いている場合は、2週間をひとつの区切りとし、スマートフォンで愛犬の普段の様子を動画に収めた上で獣医師に見せることを推奨します。