篠原本町4丁目に総本部が構えられたのは1970年代に遡ります。三代目山口組時代から組織の最高意思決定機関として機能し、長年にわたり暴力団社会の象徴的な場所となってきました。しかし、2015年に発生した「神戸山口組」との分裂抗争を機に、警察当局による取り締まりは過去にないレベルまで強化されました。
決定打となったのは、暴力団対策法に基づく「使用制限命令」の発出です。これにより、総本部敷地内への組員の立ち入りや連絡所の設置、行事の開催などが厳しく禁じられました。この命令は定期的に更新されており、現在に至るまで解除される目処は立っていません。組織の中枢機能としての役割は完全に封じ込まれた形です。