順風満帆に見えたCrossfaithのキャリアですが、2022年夏、バンドはKoieの喉の治療と療養のため、一時的にライブ活動を休止するという重大な決断を下しました。過酷なワールドツアーと激しいスクリームの連続によって蓄積した声帯へのダメージは深刻で、一時はファンや関係者の間に大きな不安が広がりました。
しかし、この休止期間はバンドにとって単なるブレーキではなく、長期的な進化のための準備期間となりました。Koieは専門的なメディカルトレーニングと発声の見直しを行い、声帯に過度な負担をかけずに最大の破壊力を発揮する新たなボーカルフォームを徹底的に追求しました。
徹底したリハビリを経て、2023年春に見事なライブ復帰を果たします。復帰後のステージでは、休止前を凌駕するタフな声量と安定感を披露し、「以前よりも声の抜けが良くなり、表現のレンジが広がった」と国内外のメディアから絶賛を浴びました。喉の危機を乗り越えたことで、ボーカリストとしての強度は一段上のステージへと到達しています。