春の製作活動を円滑に進めるためには、事前の環境構成と子どもの発達に即した指導案の作成が欠かせません。3歳児前半は、道具の使い方や手先の器用さに個人差が非常に大きく現れる時期です。まずは製作の根底にある保育のねらいを明確にし、導入から完成までの流れを体系化しておく必要があります。
3歳児こいのぼり製作のねらいとして設定すべき柱は主に以下の3点です。
- 季節の伝統行事に親しみを持ち、こいのぼりの由来や意味に関心を寄せる。
- ハサミの一回切りやのり、シール貼りなどを通して、手指の巧緻性を養い道具を扱う喜びを味わう。
- 好きな色や技法を自分で選び、伸び伸びと自己表現する心地よさを感じる。
これらのねらいを形骸化させないためには、保育指導案 こいのぼりの作成段階で「援助の手順」と「環境設定」を具体化しておく工夫が求められます。机ごとの作業人数を4〜5名の少人数グループに分け、保育者の目が届く配置を整えることで、怪我や混乱を未然に防ぐことができます。
また、製作への意欲を高める動機付けとして、こどもの日 導入おすすめ絵本の読み聞かせを取り入れるのが極めて効果的です。『およげ こいのぼり』(作:神沢利子)や『こいのぼり ぐんぐんセブン』(作:ますだゆうこ)など、こいのぼりが風に乗って元気に泳ぐ姿がリズミカルに描かれた絵本を活用すると、子どもたちは「自分だけの強くてかっこいいこいのぼりを作りたい」という明確なイメージを持って活動に入ることができます。