「たけのこ優勢」の風潮がネット上で定着した結果、一部で「きのこの山は人気がない」「たけのこの下位互換」といった極端な言説が散見されますが、これは明確な誤解です。
第1の盲点は「内容量とコストパフォーマンス」です。標準的な箱入り製品の比較において、たけのこの里の内容量が70gであるのに対し、きのこの山は74gと約4g多く充填されています。前述の通りチョコレート比率もきのこの山の方が高いため、原材料費の観点から言えば、きのこの山は極めてコストパフォーマンスに優れた贅沢な設計となっています。
第2の盲点は「地域ごとの支持率の逆転現象」です。明治が過去に公開した都道府県別の総選挙データをつぶさに分析すると、大都市圏ではたけのこ派が優勢な傾向があるものの、東北地方や信越地方など一部の地域ではきのこ派が勝利を収めているエリアが確実に存在します。単一の勝敗だけで日本全国の嗜好を一括りにすることはできません。