ボカロPハチ現在の動向として、米津玄師としての活動が世界のエンタテインメントを牽引する一方で、ハチ名義のアートワークや過去作のリマスター・新解釈プロジェクトは水面下で脈々と続いています。2024年秋には、楽曲『ドーナツホール』の新たなアニメーションMVが発表され、キャラクターデザインを米津玄師自身が描き下ろしたことが世界中で大きな話題となりました。ハチとしてのルーツは、過去の遺産ではなく「現役の表現母体」として機能しています。
ハチアルバムおすすめ:必聴の2大名盤
- 『花束と水葬』(2010年):『結ンデ開イテ羅刹ト屍』『clock lock works』等を収録。初期ハチのダークメルヘン、哀愁漂うトイポップと不協和音の美学を堪能したいリスナーに最適。
- 『OFFICIAL ORANGE』(2010年):『マトリョシカ』『パンダヒーロー』などを網羅したハチの最高傑作アルバム。自らボーカルをとった名曲『遊園市街』も収録されており、米津玄師への過渡期を知る上で歴史的価値の高い一枚。
【プロの結論】ハチの楽曲をおすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
◎ 心からおすすめできるリスナー: 米津玄師の独創的なメロディラインや詩世界のルーツを深く掘り下げたい方、中毒性の高いリフやアバンギャルドな展開を持つネットカルチャー音楽を愛する方。
▲ 慎重になるべきリスナー: 生音中心のオーソドックスな王道バラードや、極端な不協和音・高速ボーカルが苦手な方。まずは米津玄師名義のセルフカバー版『ドーナツホール』などから段階的に聴き進めることを推奨します。