両者の最大の違いは、「受取可能な荷物の形状・サイズ」および「受領印機能と防犯構造」の2点に集約されます。一般的な郵便ポストは、ハガキや封筒、厚さ3cm程度までの小型郵便物を受け取るための開口部を持つ構造です。配達員が投函口から差し入れ、受取人は裏蓋やダイヤル錠を開けて取り出す仕組みとなっており、誰でも外から差し入れできる一方、立体的なダンボール箱などを収納するスペースはありません。
対して宅配ボックスは、段ボール箱などの立体的な荷物を一時保管するための密閉容器です。荷物を入れた配達員が内部のボタンやテンキーを操作して扉を施錠し、受取人だけが解錠キー(暗証番号や専用キー、スマートキー)を用いて取り出す構造を持ちます。さらに、対面受け取りの代わりに受取確認を証明する「受領印機能(機械式インキ印または電子署名連動)」が組み込まれている点も、不在配達受取の仕組みを成立させる上で不可欠な要素です。