現在の潮流を語る上で避けて通れないのが、東京・大塚に本店を構える老舗「おにぎり ぼんご」の存在です。店主・右近由美子氏が築き上げた「型に入れて2回優しく合わせるだけ」という握らない製法は、口に入れた瞬間に米粒がほどける独自食感を生み出しました。
この技術と精神を継承した職人たちが独立し、都内を中心に直系・暖簾分けの専門店が次々と開業しています。駒込の「山太郎」、蒲田や赤坂に進出した「こんが」などは、いずれもぼんごのDNAを継ぎながら、独自の進化を遂げています。
取材班が2026年現在の口コミスコア、リピート率、独自アンケート(都内勤務の男女500名対象)から算出した進化系おにぎりの人気ランキング上位の定番・トレンド具材は以下の通りです。
- 第1位:卵黄醤油漬け×肉そぼろ
濃厚な黄身のコクと甘辛いひき肉の組み合わせは、もはや「すき焼き丼」をワンハンドで食べている感覚に近い不動の王道コンビ。 - 第2位:筋子×鮭(すじこさけ)
あふれる大粒の筋子と脂の乗った焼き鮭。原価率が極めて高いにもかかわらず、リピート率が圧倒的に高い看板メニュー。 - 第3位:明太マヨクリームチーズ
若年層から絶大な支持を集める進化系の代表格。チーズの乳脂肪分と明太子の塩気が米の甘みを劇的に引き立てる構成。 - 第4位:豚キムチ納豆
まかないから生まれた発酵食品の掛け合わせ。スタミナ系として男性層だけでなく女性ファンも多い隠れた人気枠。