バストの美しさを論理的に語るうえで欠かせないのが、日本産業規格(JIS L4006)が定める客観的な寸法基準です。ブラジャーのカップサイズは、バストのふくらみが最も高い「トップバスト」と、乳房のふくらみの底辺を通る「アンダーバスト」の差寸によって厳密に定義されています。
Cカップの基準値はトップとアンダーの差が約15cm(許容範囲:14.0cm〜16.0cm未満)です。この15cmという落差は、横から見たときにきれいな半球を描き、重力による下垂のリスクを最小限に抑えながら豊かなカーブを描ける境界線にあたります。
さらに美容外科やボディメイクの現場では、Cカップ黄金比として「ゴールデントライアングル」が基準視されます。左右のバストトップと鎖骨中心の窪みを結んだ3点が正三角形を描いている状態が、最も若々しく美しい立ち上がりとされています。Cカップはこの正三角形のバランスを崩さずに維持しやすい質量であり、エイジングによる下垂ストレスを受けにくい点も大きなメリットです。