Q1:ホルモン注射を始めると、声はいつ頃から低くなり、元に戻せますか?
A1:投与開始後、早ければ1〜3カ月程度で喉の違和感や声枯れが始まり、半年から1年ほどで安定した男性的な低音へと変化します。声帯の構造変化は不可逆的であるため、注射をやめても元の高い声に戻ることは基本的にありません。
Q2:手術(SRSや乳腺摘出)を受けなくても戸籍の性別を変えられますか?
A2:2023年の最高裁判決以降、生殖不能要件が違憲と判断されたため、子宮卵巣摘出を受けていなくても戸籍変更が認められる司法判断例が増加しています。ただし、外観要件などの個別判断基準について裁判所ごとの審理が続いているため、申立を行う家庭裁判所の最新実務や専門家への相談を推奨します。
Q3:ジェンダークリニックでの初診から戸籍変更まで、最短でどのくらいの期間がかかりますか?
A3:診断書の取得に約半年〜1年、ホルモン治療の経過観察、改名や家庭裁判所への申立期間を含めると、全体で最短でも1年半〜2年半前後の期間を要するのが標準的です。