リブワーク藤崎台球場は、1960年の開場以来、九州屈指の名球場として数多のドラマを刻んできました。2016年に発生した熊本地震では、スタンドのひび割れやバックスクリーン裏の石垣・擁壁の崩落など甚大な被害に見舞われましたが、懸命な復旧工事を経て見事に甦りました。その後も段階的なアップデートが施され、2026年現在も地方球場の温もりと現代的な快適性が共存しています。
収容能力(キャパシティ)は公称約24,000人。内野スタンドに約12,000席の座席が設けられ、外野席は約12,000人を収容する広大な天然芝エリアで構成されています。プロ野球の一軍公式戦が開催された際には、緑鮮やかな外野スロープが超満員の観客で埋め尽くされ、壮観な光景を描き出します。
座席表のレイアウトを確認すると、球場の個性と観戦用途が明確に分かれます。ネット裏の特別席およびバックネット裏上段には日除けの屋根が架設されており、個別席でスコアブックをつけながら観戦する熱心なファンに愛されています。一方、一塁側・三塁側の内野スタンドは長身のベンチシートが中心となっており、傾斜が適度にあるため、グラウンド全体とベンチワークの緊張感を間近に体感できます。
そして外野席は、なだらかな起伏を持つ天然芝スタンドです。シートを広げて家族連れでピクニック気分を味わえる開放感が魅力であり、天気の良いデイゲームでは地元ファンがのんびりと白球を追う姿が日常の光景となっています。