気象庁が公表した最新の3ヶ月予報によると、2026年の秋口における全国の平均気温は、東日本や西日本を中心に「平年より高い確率が50〜60%」という高水準で推移しています。例年であれば9月に入ると太平洋高気圧の勢力が弱まり、秋雨前線とともに北から冷涼な空気が流れ込みますが、今シーズンはその交代劇が大幅に遅れる気圧配置が続いています。
「いつ涼しくなるのか」という問いに対して、気象データが示す明確な境界線は9月20日前後(秋分の日の頃)です。ただし、これは「猛暑日(35度以上)が収まる」目安であり、長袖一枚で心地よく過ごせる秋の陽気へと完全にシフトするのは、東名阪などの主要都市部において10月上旬以降になると予測されます。
2026年最新気象動向の最大の特徴は、日本近海の海面水温が平年より1〜2度高い状態が維持されている点です。海からの湿った熱風が供給され続けるため、内陸部や都市部では気温が下がりにくく、季節の歩みが極めて緩慢なペースを余儀なくされています。