国内の保温保冷容器市場を牽引するサーモス株式会社、象印マホービン株式会社、タイガー魔法瓶株式会社の各社も、パッキンの衛生管理には独自の工夫とガイドラインを提示している。
近年は洗いやすさを追求した「シームレスせん(パッキン一体型構造)」を採用するモデルが主流になりつつあるが、従来型の分離式パッキンを扱う際は各社の取扱説明書に準拠したケアが欠かせない。大手各社とも、塩素系漂白剤の使用をパッキン単体に限って許可しているケースが多いものの、長時間の浸漬や規定濃度以上の原液使用はパーツの寿命を著しく縮めると警告している。お手入れの際は、必ずパーツを本体から完全に外して単体で洗浄する基本を崩してはならない。