教育の質を根底から支えているのが、国立大学法人三重大学との強固なアカデミック連携だ。大学の教育学部をはじめとする各先端研究室と附属小の間では、日常的な共同研究や実践授業の検証が行われている。教育実習の場として機能するだけでなく、最先端の教育理論を現場へ即座に投入し、その効果を科学的に検証するサイクルが回っているのだ。
伊藤正明学長が率いる大学執行部も、附属校園が果たす役割の重要性を明確に打ち出している。地域創生を担う人材育成の出発点として、初等段階からの論理的思考力と地域への深い愛着を育む学校教育の確立を強力にバックアップ。大学教授陣による特別授業や実験教室など、通常の公立校では決して経験できない知的刺激に触れられる環境は、子どもたちの知的好奇心に火をつける決定打となっている。