相対音感とは?絶対音感との違いや大人からの鍛え方・診断法を徹底解説

相対音感とは?絶対音感との違いや大人からの鍛え方・診断法を徹底解説

相対音感とは?絶対音感との違いや大人からの鍛え方・診断法を徹底解説について分かりやすく解説いたします。詳細な分析をお届けします。

相対音感とは、基準となる音に対して、別の音がどれくらい離れているか(音程・インターバル)を聴き分ける能力を指します。たとえば、ピアノで「ポーン」と基準音(ド)を鳴らし、続けて別の音を鳴らした際に「基準の音より全音高いからレだ」「完全5度離れているからソだ」と把握できる力です。

よく混同される絶対音感との最大の違いは、「音の捉え方」と「習得できる年齢のタイムリミット」にあります。

絶対音感は、基準音なしで単独の音を聴いただけで「これはファ♯」「車のクラクションはラの音」と瞬時に絶対的な音名を特定できる能力です。脳の聴覚野が急速に発達する4歳〜6歳前後の幼児期にしか身につかないとされ、大人がゼロから習得することは極めて困難です。対照的に、相対音感は数学的なインターバルの関係性を脳にインプットしていく論理的な作業であるため、大人になってからの後天的な訓練で何歳からでも伸ばせます。

ポピュラー音楽やジャズの現場では、単音を当てる絶対音感よりも、音同士の相互関係やハーモニーの響きを読み解く相対音感のほうが実用的な場面が多く、多くのプロミュージシャンもこの能力を日夜研ぎ澄ましています。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。