結石リスクを抑えるために、完全に食事から排除する必要はありませんが、含有量が多い代表的な食品を把握しておくことは不可欠です。原因物質は大きく「シュウ酸」と「プリン体」に分かれます。
尿路結石を招きやすい代表的なシュウ酸含有食品:
・ほうれん草、タケノコ、サツマイモ(特にほうれん草は野菜類の中で突出したシュウ酸量)
・アーモンド、カシューナッツ、ピーナッツ(健康的な間食として定番のナッツ類)
・高カカオチョコレート、ココア(ポリフェノール目当ての過剰摂取に注意)
・玉露、抹茶、濃い紅茶、烏龍茶(抽出濃度が高い茶葉類)
なかでもほうれん草が危険視される理由は、100gあたり約800mg〜1000mgという圧倒的なシュウ酸密度にあります。生サラダ用のほうれん草であっても一定量は含まれるため、調理法には十分な配慮が求められます。
一方、尿を酸性に傾けて尿酸結石を誘発する「プリン体を多く含む食品」にも警戒が必要です。レバーや白子といった内臓系、マイワシやアジなどの青魚、エビ・カニの甲殻類、乾燥しいたけなどは、過剰に摂取すると体内の尿酸値を急上昇させます。尿が酸性化するとシュウ酸カルシウム結石も析出しやすくなるため、プリン体の過剰摂取はダブルの打撃となります。