精神論による管理の破綻は、痛ましい悲劇を引き起こした。2008年、入社わずか数ヶ月の新入社員が過労により命を絶つ事件が発生。残業時間は月に140時間を超え、休日も満足に与えられていなかった。労働基準監督署および厚生労働省による調査を経て、本件は労働災害として認定されるに至る。
この悲惨な事態を受け、ジャーナリストや労働問題の専門家らで構成されるブラック企業大賞実行委員会は、ワタミを「ブラック企業大賞」に選出。個人の情熱に依存し、過重労働を是認する体質が公に糾弾され、ブランドイメージは致命的な打撃を受けた。