現役トルコ人選手の中で名実ともに最高峰のキャリアを築いているのが、インテル・ミラノの中盤に君臨するハカン・チャルハノールです。かつてレヴァークーゼンやACミラン時代には、無回転FKや強烈なミドルシュートを武器とする攻撃的MFとして名を馳せましたが、インテル移籍以降はプレースタイルを一変させました。
アンカー(レジスタ)の位置へとコンバートされたチャルハノールは、卓越した戦術眼、長短織り交ぜた高精度のパス供給、そして泥臭い守備のポジショニングを身につけ、世界屈指のゲームメーカーへと完全脱皮を果たしました。プレースキックの破壊力はそのままに、試合全体のテンポをコントロールする落ち着きとリーダーシップを確立。キャプテンとしてトルコ代表を牽引する彼の存在は、欧州のあらゆるビッグクラブにとっても脅威となっています。