レイザーがジンに見せる絶対的な帰依心。そこには、単なる恩義を超えた魂の救済が存在する。「オレを捕まえたのはジンだ。そして、オレに生きて良い場所をくれたのもジンだ」。この一言に彼のすべてが詰まっている。
社会から排除された凶悪犯であった男に対し、ジンは対等な人間として、そして重要な事業のパートナーとして接した。ジンという男の規格外の人間性が、一人の破滅的な怪物を更生させ、絶対の忠誠を誓う番人へと変貌させた。ゴンとの対決を終えた際、レイザーが見せた穏やかな表情は、ジンに対する感謝と、その息子への敬意に溢れていた。