結婚を機に二人が生活の拠点として定めたのが、広大な敷地を誇る千葉県内の物件だ。都心の喧騒から離れたこの新居は、単なる住居にとどまらず、二人が人生をかけて推進するペット保護事業の最前線基地としての役割を果たしている。
広大な敷地では、行き場を失った数十匹の犬や猫たちが保護され、穏やかな日々を過ごす。早朝から始まる給餌や散歩、細やかな体調管理に至るまで、土肥さんは坂上と肩を並べて過酷な作業に汗を流す。「自分の時間なんてほとんどない」と周囲に漏らしつつも、命と向き合う二人の表情には充足感が満ちている。千葉でのストイックかつ愛情あふれる暮らしは、多くの人々の心を動かしている。