他局の音楽特番と一線を画す「テレ東らしさ」の真骨頂は、その型破りなロケーション選定と演出力にあった。整然としたホールやスタジオに収まることなく、横浜赤レンガ倉庫からのダイナミックな生中継や、テレビ東京本社ビル内の廊下、さらには駐車場や屋外スペースまでもステージに変貌させる柔軟性は、視聴者を一切飽きさせなかった。
生放送特有のハプニングや臨場感を隠すどころか、それを最大の武器へと昇華させる編集・カメラワーク。突然の雨や風さえもドラマチックな演出の一部へと変えてしまうロケーション撮影の妙は、SNS上で「さすがテレ東」「演出が尖りすぎている」と絶賛の嵐を巻き起こした。徹底してライブ感にこだわった制作スタッフの執念が、画面越しにも熱気としてストレートに伝わってきたのだ。