独立という大きな決断から始まった「新しい地図」の試みは、株式会社CULENの手腕とともに、確固たる結実の時を迎えている。香取慎吾はアート展の開催や舞台、大型ドラマでの主演を通じて多才な感性を爆発させ、稲垣吾郎は映画や文学的な世界観を持つ舞台で唯一無二の気品を放つ。
そして草寬剛が見せる圧倒的な演技の振れ幅は、映画賞を総なめにするなど高い評価を獲得し続けている。不器用なまでに人間臭いキャラクターを演じきる彼らの姿は、質の高いヒューマンドラマを求める観客の心を捉えて放さない。テレビという限定された枠組みから脱却し、クリエイティブの純度を極限まで高めた3人の選択は、エンタメの新たな可能性を提示している。