日本でホットソースの代名詞といえば、米国のマキルヘニー社が手がける「タバスコペッパーソース」を思い浮かべる人も多いだろう。しかし、一般的なタバスコソースの主原料は「タバスコペッパー」と呼ばれる細身の品種であり、ハラペーニョとは果肉の厚みも風味も全く異なる。ハラペーニョは酸味と青々しい爽快感が前面に出ており、ソースとして加工されてもフレッシュな存在感が残るのが強みだ。
近年の食品加工業において、ハラペーニョを使ったマイルドなグリーンソースやピクルス加工品の需要は右肩上がりである。大手ハンバーガーチェーンやスナック菓子メーカーがハラペーニョフレーバーを定番ラインナップに組み込むなど、加工食品の現場でも欠かせない味覚の柱となっている。