かつてオーストラリアからの切り花輸入が中心だったフランネルフラワーを、日本の一般家庭で手軽に鉢植えとして楽しめるように劇的な進化を遂げさせたのが、岐阜県農業技術センター等によって育種開発された人気園芸品種「フェアリーホワイト」です。
2000年代初頭、それまでの原種は日本の高温多湿に耐えられず、鉢植えとしての流通は極めて困難とされていました。しかし、育種家たちの長年にわたる交配選抜とバイオテクノロジー技術の結晶により、「極めてコンパクトな株姿」「抜群の分枝力」「耐暑性の向上」「春から秋まで咲き続ける四季咲き性」を兼ね備えた品種が誕生しました。
ジャパンフラワーセレクション(JFS)でも名誉あるフラワー・オブ・ザ・イヤーを受賞したフェアリーホワイトは、鉢花市場におけるフランネルフラワーの代名詞となり、今日ギフトとして店頭に並ぶ株の多くがこの系統の優れた血統を受け継いでいます。