お茶の間の顔として揺るぎない地位を築いたマツコ・デラックスですが、SNSや掲示板を観察すると「以前ほど素直に笑えなくなった」「画面越しに威圧感を覚える」といった吐露が散見されます。かつて歓迎された切れ味鋭いツッコミが、受け手によっては不快な攻撃と映るケースが顕在化してきました。
マツコデラックスが嫌いな理由として最も多く挙げられるのが、「毒舌の変質」です。深夜番組でコアなファンに支持されていた時代、その辛口トークは「世間の建前をぶち壊す本音」として爽快感をもたらしていました。しかし、ゴールデン帯の司会者として定着した現在、その発言はもはや弱者の反逆ではなく、強者による断定として響いてしまう側面を否定できません。
また、マツコが苦手なのはなぜかという疑問に対して、ネット上では「共感を強要されているように感じる」「自分の価値観と違うものを頭ごなしに否定された気分になる」といった指摘が寄せられています。特に食やカルチャー、若者のライフスタイルを品評する際、本人が意図せずとも「庶民派の皮をかぶった絶対権威」としての重みが加わってしまい、受け手に圧迫感を与えている様子がうかがえます。