内臓疾患以外にも、神経系のトラブルが片側の肩こりを引き起こす主因となります。代表的なものが頸椎症性神経根症によるしびれと肩こりです。首の骨(頸椎)の変形や椎間板の突出によって神経の根元が圧迫されると、首から左肩、指先にかけて電気が走るような鋭い痛みやしびれが生じます。首を後ろに反らしたり、痛む側へ傾けたりした際に痛みが強まるのが典型的なパターンです。
さらに見逃せないのが、左肩こりと自律神経失調症およびストレスの密接な関わりです。過度なプレッシャーや不安に晒されると交感神経が優位になり、血管が収縮して血行障害を招きます。ストレスによる胃腸の不調が反射として左肩の筋緊張を招くケースも多く、心身の過緊張が特定の部位に偏ったコリとして表出することは解剖学的にも証明されています。