誤って2錠服用したことに気づいた瞬間、どのようなアクションを起こすべきか。現場の薬剤師が推奨する緊急対処手順は以下の通りだ。
最初にやるべきは、飲んだ薬の正確な製品名と規格(カロナール錠200か、カロナール錠500か)の特定である。続いて、誤飲した「正確な時刻」と「本人の体重」をメモに書き留めよう。医療機関へ連絡する際、このデータが迅速な診断の鍵を握る。
絶対に避けるべき行動は、喉に指を突っ込んで無理やり吐かせようとすることだ。吐物による窒息や誤嚥性肺炎のリスクを引き起こし、かえって事態を悪化させる危険がある。自己判断の嘔吐誘発は厳禁だ。
受診の目安としては、体重の軽い小児や体重40kg未満の人が「カロナール錠500」を2錠飲んでしまった場合や、すでに吐き気や腹痛を訴えている場合、あるいは肝臓に持病を抱えているケースが挙げられる。直ちに医師の診察を受けるか、夜間であれば日本中毒情報センターのダイヤルへ連絡し、アドバイスを求めてほしい。