サロン帰りのクオリティを自宅で再現するためには、スタイリング全体の8割を決定づける「ドライヤーでのベース作り」が不可欠です。どれほど高価なワックスを使っても、髪が濡れた状態や乾かし方が乱れている状態ではスタイルを一日中キープできません。
【センターパートの正しいセット手順】
1. 根本の立ち上げドライ:髪全体を濡らした後、オールバックにするように前から後ろへ温風を当て、前髪の根本をグッと立ち上げます。
2. 自然な毛流れの形成:8割程度乾いたら、分けたい位置(6:4または黒目の外側のライン)で毛束を指で挟み、温風を2秒当ててから冷風で冷やして形を固定します。
3. スタイリング剤の馴染ませ:後頭部→サイド→トップの順にスタイリング剤を揉み込み、最後に手に残ったわずかな量で前髪の毛先をつまんで整えます。
スタイリング剤の選定においては、髪質と求める仕上がりによって明確に使い分ける必要があります。
・軟毛・細毛:油分の多いワックスを使うと重みで潰れてしまうため、マットワックス(クレイ系)またはドライパウダー系のワックスを選びます。
・剛毛・太毛:広がりやすいため、水分量とセット力のあるファイバーワックスや、程よいツヤ感の出るジェルワックスが最適です。
・パーマスタイル:パサつきを抑えつつカールを際立たせるため、ヘアバームと軽めのグリースを1:1で混ぜて使う手法がサロン現場でも推奨されています。