大黒天物産が展開するプライベートブランド「D-PRICE(ディープライス)」は、今や日本のディスカウント市場を牽引する存在だ。彼らの戦略はシンプル。「他社より1円でも安く、しかし品質は落とさない」。この哲学が、今回のエナジードリンクの成功にも色濃く反映されている。
2026年、日本の小売業界は二極化がさらに進んでいる。高級志向のスーパーが苦戦する傍ら、ラ・ムーのような超低価格チェーンは連日大盛況だ。エナジードリンクという若者向けのカテゴリーにおいて、このPB商品がシェアを奪いつつある事実は、大手メーカーにとっても無視できない脅威となっている。